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意外と少ない!?おまとめ専用の目的別ローンを徹底解説

あらゆる目的を想定した目的別ローンには、多くの種類があります。医療費、教育費、レジャーや娯楽など様々な目的で利用できる目的別ローンがありますが、おまとめ専用の目的別ローンは意外と取り扱っているところが少ないのです。

今回は、おまとめを考えている方に向けて【おまとめ専用の目的別ローン】をご紹介します。取り扱っている金融機関や商品概要など徹底解説しますので、複数の借入で悩んでいる方は要チェックですよ。

おまとめ目的でローンを利用するのはどうしてお得なの?

もし今、複数の借入があるならおまとめした方がお得になる可能性があります。それは、おまとめすることによって2つのメリットが得られると考えられるためです。

そのメリットが、次の2つです。

  • 返済管理が楽になる
  • 返済負担が軽くなる

複数の借入があれば、返済日も複数日設定されているかもしれません。そして、口座振替や振り込みなど返済方法も違うかもしれません。

しかし、複数の借入をおまとめ・一本化することで返済日・返済方法を1つにすることができます。

返済管理が楽になると、精神的にも負担が減りますよね。

また、金利が低いところにおまとめすれば、金利差の分だけ支払い利息を抑えることができる、つまり返済総額を減らすことができるのです。

複数の借入を一本化することは、利用者にとって大きなメリットがあるのです。

おまとめしたい方に向けた目的別ローンとは

借入をする際、おまとめを希望するならおまとめ専用の目的別ローンが用意されていることがあります。

おまとめ専用の目的別ローンは、おまとめすることを主目的としているので、審査において複数の借入があることが不安要素にはなりません。

ただ、審査を受ける際には返済能力が重視されることは変わりません。

今まで問題なく毎月返済しているか、そして返済できるだけの安定した収入があるかは審査通過のための重要なポイントとなることは忘れてはいけません。

おまとめ目的の目的別ローンは総量規制対象外!

おまとめすることを目的としたローン商品は、総量規制の対象外となります。つまり、消費者金融会社でも年収の3分の1を超える借り入れが可能となるのです。

元々、総量規制とは利用者の借りすぎ・多重債務を防ぐことを目的としています。無理なく返済できるよう、借り入れ可能な上限額を決めて、利用者を守っています。

ですから利用者の返済負担軽減となる、利用者に一方的に有利となる借り換えやおまとめについては、総量規制の対象外としているのです。

おまとめ専用の目的別ローンをご紹介

おまとめ専用商品を取り扱っている金融機関は、各地方にあります。今回は5つの金融機関をピックアップしてご紹介します。

金融機関名
商品名
借入可能額 金利
東京スター銀行
おまとめローン
(スターワン乗り換えローン)
最高1,000万円 年12.5%
ちば興銀
おまとめフリーローン
500万円まで 年3.9%~14.9%(固定金利)
中国銀行
おまとめフリーローン
10万円~500万円 年6.8%~14.5%(固定金利)
大垣共立銀行
借り換えローン
「マネーレスキュー」
50万円以上500万円以内 年4%~14%(固定金利)
肥後銀行
おまとめ支援プラン
10万円~300万円 肥後カード保証
…年10.0%
オリエントコーポレーション保証
…年14.0%

全国に支店がある大手金融機関では、あまりおまとめ専用の目的別ローンを取り扱っていません。

ただ、おまとめ目的で利用できるカードローンやフリーローンを取り使っている場合がありますので、まずは自分が利用している金融機関のローン商品をチェックしてみるのも良いでしょう。

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アイフルのおまとめローンをご紹介

金融機関が取り扱っている目的別ローンをご紹介しましたが、消費者金融でも総量規制対象外となるおまとめローンを取り扱っているところもあります。

商品名 借入可能額 金利
かりかえMAX 1万円~800万円 3.0%~17.5%

おまとめMAXを利用するためには、他社借入条件等が確認できる書類と本人確認書類、源泉徴収票など収入を証明する書類の提出が必要となります。

金利は金融機関のおまとめローンと比較すると多少割高にはなりますが、電話やネットでの申し込みが可能となっていますので、興味がある方はチェックしてみると良いでしょう。

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おまとめ目的で目的別ローンを利用する際に注意すべきこと

おまとめ専用の目的別ローンを利用すると返済負担が軽くなるとご紹介しましたが、実はそうとは限らない場合もあります。

おまとめローンを利用する際に注意すべきこと、それは今よりも低金利で借り入れできるか、そして返済期間をできるだけ短縮できるか、という2点です。

おまとめ専用ローンの設定金利は商品によって異なりますので、ちゃんと低金利でまとめられるのかはしっかり確認しておきましょう。

また、毎月の返済額を少額にしすぎると、返済期間が長くなって支払い金利が膨らむことがあります。金利は1日ごとに発生するので、1日でも早く完済した方が支払い利息総額を抑えられます。

無理のない範囲で返済することは大切ですが、返済期間が長くなりすぎないよう繰り上げ返済を活用するなどして注意したいですね。

また、おまとめ専用ローンを取り扱っている金融機関は限られます。

その金融機関のローン商品を利用する際には、口座開設が必要となることが多いので、来店しやすいところを選択することも重要です。

おまとめ専用の目的別ローンを上手に使って返済負担を軽減しよう

おまとめ専用の目的別ローンは、金利が低いところに借入を一本化することで返済負担を減らすことができる、そして返済日が1つになるので返済管理が楽になるというメリットがあります。

おまとめローンを取り扱っているところは、多くはありません。だからこそ、今よりも低い金利の商品を選択すること、そして金利負担が増えないために返済期間が長くならないよう、出来るだけ早期で完済するように注意しましょう。

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