カードローンの利用目的で最も多いのは生活費!
ちょっと生活費が厳しい、給料前に現金が不足しそう…そんなとき、カードローンを利用を検討する方もいるかもしれません。でも、そんな理由でカードローンを申し込んでも良いのかと悩んでいませんか?
実は、カードローンの利用目的で最も多いのは生活費目的です。カードローンを利用する人はどのような目的で利用しているのか、ご紹介していきましょう。
カードローンは利用目的自由で使えるキャッシング
カードローンは、決められた限度額の中で自由にキャッシングできるという仕組みになっています。必ずいくら利用しなければいけない、ということではなく、必要時に必要額を借り入れします。
カードローンは、基本的に利用目的は自由となっています。
いつ、何にいくら使うということをカードローン会社に連絡・報告する必要はありませんし、限度額内で繰り返しキャッシングできるため使い勝手が良い、それがカードローンの魅力なのです。
ただ、ほとんどのカードローンは事業用資金目的での使用を禁じています。
事業用資金目的でカードローンを利用する際には、事業主用のカードローンを利用すると良いでしょう。
また、カードローンは使い勝手が良いからこそ、使いすぎに注意する必要があります。返済のことを考え、計画的な利用を心がけたいですね。
みんなはどんな理由でカードローンを利用しているの?
カードローンは、様々な理由で利用できるということを紹介しました。では、実際カードローンの利用者はどのような目的でカードローンを使っているのでしょうか。
平成30年に行われたある調査報告によると、最も利用動機として多かったのは「日常的な生活費の支出増加を補う為」というものでした。そのほかの理由を、利用動機として多かったものから挙げてみましょう。
- レジャー・趣味・娯楽を楽しむため
- 給与・ボーナス前の一時的な資金不足を補うため
- 冠婚葬祭・医療費など急に多額の資金が必要になったため
- クレジットカードの引き落とし負担の軽減
- 学費・教育費の負担軽減
生活費だけでなく、旅行や資格取得などの趣味・レジャー、娯楽目的で借り入れすることも、カードローンであれば可能です。
ですから、カードローンはあらゆる目的のために利用されているのです。
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カードローンの利用目的によって審査が不利になることはあるの?
カードローンを利用する為には、審査に通過する必要があります。申し込みの際には、本人の氏名や住所、勤務先や年収などの情報を入力することになりますが、このときカードローンの利用目的を聞かれます。
カードローンの利用目的で何を選ぶかによって、審査に影響してしまうのでしょうか。
カードローンの申込書に記載されている利用目的としては、主に以下の物があります。
- レジャー・趣味
- 教育資金
- 入院・診療費
- 冠婚葬祭
- 借り換え
- 住宅・リフォーム
- 飲食・交際費
- 生活費
- その他
カードローンによって項目は違いますが、このように多くの選択肢が用意されているのです。
この中で何を選ぶかによって、確実に審査に不利になるいうものはありません。
ただ、選択項目にギャンブルや事業資金というものがあって、それを選択した場合は審査に通るのは難しくなります。
カードローン申し込みフォームの利用目的にギャンブル資金という項目がある銀行カードローンもあるので、ここは十分気を付けたいですね。
ギャンブル目的でカードローンを利用した場合、返済が苦しくなる可能性があります。返済能力が怪しいと判断されることになるので、審査に通るのが難しくなるのです。
また、先ほどご紹介した通りカードローンは事業資金目的で利用することができません。ですから、事業資金目的と記載する、選択すると、審査に通ることはできません。
カードローンをギャンブル目的に利用するのは危険!
最初にご紹介しましたが、カードローンは利用するたびにその金額や目的を報告する必要はありません。ですから、事業資金やギャンブル目的に利用しても問題ないのでは?と考えている人もいるかもしれません。
確かに、黙っていればギャンブル目的、事業資金目的で利用することは不可能ではありません。ただ、何らかの形でそれが知られてしまった場合は、カードローンが利用停止になってしまう可能性は十分考えられます。
また、ギャンブル目的でカードローンを利用してしまえば、借金がどんどん膨らみ、自分自身を苦しめてしまうことになる恐れがあるのです。
ギャンブル目的の借金は、自己破産をすることはできません。個人民事再生や任意整理といった方法をとることはできますが、借金がどれだけ膨らんで返済できなくなったとしても、自己破産できないということは認識しておきたいですね。
借り換え目的でカードローンを使うことも可能
すでにカードローンを利用している人で、今利用しているカードローンよりも適用金利が低く、サービスが良いものがあれば、そちらに借り換えたいと考えることもあるかもしれません。
実は、カードローンは借り換えが可能です。
また、借り換えと似たものとしてカードローンの「おまとめ」もあります。借り換えは1つのカードローンを新しく別のカードローンに乗り換えることを意味していますが、おまとめは複数のカードローンを一本化するというものです。
カードローン借り換えのメリット・デメリット
カードローン借り換えのメリットは、金利負担が減るというものです。
金利が低いカードローンに変えれば、同じ金額を借り入れしても返済総額を抑えることができます。
返済が長期になればなるほど、返済総額の差が大きくなります。比較的大きな金額を借り入れる、返済を長期で行うという方は、借り換えを検討してみると良いでしょう。
ただ、借り換えにはデメリット、注意しなければいけない点もあります。
まず、借り換えをしても必ず得をするとは限りません。カードローンの金利が低くなっても、毎月の返済額が少額になって返済期間が延びれば、それだけ支払金が膨らんで結果的に返済総額が増える場合もあるのです。
つまり、金利だけでなく毎月の返済額や返済期間の確認をしておく必要があるということです。
また、借り換えをする際には新規での申し込みをして、審査をクリアしなけれいけません。現在のカードローン利用で返済遅れがあるなど問題があれば、審査に通るのは難しいので借り換えをすることはできません。
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カードローンは生活費目的で利用する事も可能!
カードローンは、限度額内で自由に利用できる借入方法です。利用目的も自由で、多くの人は生活費目的やレジャー・娯楽目的のために利用しています。生活費補填のため、急な出費に備えて、カードローンはとても便利なものなのです。
ただ、他にも医療費や冠婚葬祭や様々な目的で利用されているカードローンですが、ギャンブルや事業資金目的で利用することはできません。カードローンはむやみに利用するのではなく、返済することも考えて必要時に必要額のみ使うことを心がけたいですね。