年齢や職業に合ったオススメのカードローンや借入方法をご紹介

カードローンには、色々な種類があります。取り扱い先が色々あるのはもちろんですが、年齢や職業によって適したカードローンがあることはご存知ですか？

銀行系や消費者金融系といっただけではない、自分にピッタリなカードローンはどれなのか、オススメする理由や選ぶ際のポイントをご紹介していきましょう。

収入が低い人にオススメのカードローン

カードローンを利用するためには、安定した収入が必要となります。

それを聞くと、主婦や学生など、パート・アルバイトの収入のみの方は自分が利用できるか不安に思うかもしれません。

でも、大丈夫です。収入が低いからと悩んでいる方でも、4つのポイントを押さえておくだけで審査に通る可能性が十分あります。

4つのポイントをご紹介しながら、主婦、学生にチェックしてほしいカードローン商品をピックアップしていきます。

①パート・アルバイト、主婦や学生も対象となっている商品を選ぶ

まず、カードローンの申し込み対象者に「主婦、学生も可能」「パート、アルバイトでも利用可能」としっかり明記されている商品を選びましょう。

そうすれば、アルバイトだから、学生だから、といった条件で審査に通らないリスクは無くなります。

②総量規制に注意する

消費者金融系カードローンを利用する際には、総量規制に注意しなければいけません。

年収の3分の1までしか限度額設定ができませんので、自身の年収の3分の1を超える限度額を希望すると、審査に落ちてしまいます。

年収が60万円の方は、設定可能限度額が最高で20万円となるわけです。しかし、貸し倒れのリスクを考えると総量規制上限ギリギリの設定は、貸す側にもリスクがあります。

ですから、限度額が各カードローンの最低設定額(10万円程度)になることも珍しくはありません。

【おすすめ記事】
定収があれば主婦もカードローンを利用できる！

③勤続年数を長くする

パートやアルバイトでも利用可能というカードローンでも、返済能力があると判断されなければ審査に通ることはできません。

年収が低めになってしまう、そして不安定な雇用形態であるパート、アルバイトだからこそ、安定して毎月一定の収入を得ていること、そして、その収入が今後も継続して得られることが重要となります。

少しでも長く同じところに勤めることが、カードローン審査では重要となるのです。

④与信に注意する

カードローンの審査は、ブラックでは通ることが出来ません。

ローンやクレジットカードの延滞経験がある、債務整理経験がある場合は、事故情報として個人信用情報に登録されており、返済能力がないと判断されてしまうのです。

カードローン審査に通りたいのであれば、個人信用情報に問題が登録されないよう普段の支払いなど注意しておきましょう。

個人事業主や自営業者にオススメのカードローン

個人事業主や自営業者は、会社員と違い毎月の収入が安定しません。ですから、カードローン審査では不利になってしまいます。

また、通常のカードローンは事業資金目的での利用はできません。

個人事業主や自営業者がカードローンを利用するのであれば、個人事業主・自営業者専用カードローンを選ぶと良いでしょう。

事業資金目的での利用はもちろん、プライベートでの利用も可能という商品もあります。

審査では数年分の確定申告書など提出する必要がありますので、事前に必要な提出書類をチェックして用意しておくと良いでしょう。

個人事業主、自営業者がカードローンを利用する際も、個人信用情報に問題があれば利用することが出来ないことは忘れてはいけません。

【関連記事】
自営業者が借り入れをするために押さえておきたい3つのポイント

無職でもカードローンは利用できる？

カードローンを利用するために必要なものは、信用です。個人信用情報に問題がないことはもちろん、安定した収入も必要不可欠となります。

つまり、基本的にカードローンは無職で利用することはできないのです。

無職の状況別に、カードローンの利用可否について見ていきましょう。

年金受給者の場合

年金収入のみで利用できるカードローンは、ほとんどありません。

年金収入以外の収入があれば、年齢制限をクリアしていることで利用できるカードローンはあります。

また、年金を担保とした融資は基本的に認められていません。年金を担保としてカードローンが利用できる、融資をするという消費者金融は悪質業者の可能性が高いので、注意しましょう。

ただ、例外として国が行っている年金担保貸付制度という制度があります。年金から自動的に返済額が差し引かれる形の融資です。

カードローンとは異なり1度きりの借り入れですし、令和4年3月末で申し込みが終了となってしまう制度ではありますが、どうしても借り入れが必要となる場合は検討してみると良いでしょう。

専業主婦の場合

専業主婦の場合は、配偶者に安定した収入があることを条件に利用できるカードローンがあります。

配偶者に定収が無ければ審査に通ることはできません。また、配偶者がブラックでも審査に通ることはできないのです。

専業主婦利用可能なカードローンは、限られています。主婦でも、パート収入があれば利用できるカードローンは多くありますので、自身の収入がある方がカードローンが利用できる可能性が高まります。

また、専業主婦は自身の年収がゼロとなるので、総量規制の対象となる消費者金融の利用が難しくなります。

配偶者との合算した収入で審査をする配偶者貸付制度を利用することもできませんが、この制度を適用としていない業者が多いのが実情です。

ですから、専業主婦がカードローンを検討する際には総量規制対象外の銀行カードローンが候補となります。

ただし、銀行カードローンの中でも専業主婦が利用できる商品は限られます。まずは専業主婦利用可能という商品を探すところから始めましょう。

休職中、失業中の場合

休職中、失業中で収入がない場合、カードローンは利用できないと考えてください。

もし、【収入が無くブラックでも貸付OK】という広告があれば、それは闇金融、悪質業者なので決して利用してはいけません。

アルバイトでも利用できるカードローンは多くあります。アルバイトでも良いので、まずは収入を得るようにすることが大切です。

また、どうしても無職で融資が必要という場合には、公的融資を検討するという選択もあります。

60歳を超えてカードローンを利用する際の注意

カードローンの利用に安定した収入が必須であることは何度も説明してきましたが、年齢が上がってくると定年を迎えて収入が一気に減る可能性が出てきます。

ですから、60歳を超えてカードローンを利用する際には、審査が厳しくなること、そして利用可能な年齢制限が近づいていることを把握しておかなければいけません。

多くのカードローンは、利用可能な年齢上限を60歳、65歳、69歳としています。申し込み可能年齢をクリアしても、利用できる期間が1年しかない、すぐに契約終了となってしまう可能性があるので、注意しなければいけないのです。

年齢が低いということで利用できないカードローンもある

多くのカードローンが20歳以上を年齢制限としていますが、中には25歳以上などの制限を設けている商品もあります。

また、カードローン自体は20歳以上から申し込み可能でも、設定可能コースが年齢によって異なる商品もあります。

群馬県信用組合のCFカードローンは、20歳以上66歳未満の方が対象となっていますが、200万円コース、300万円コースは25歳以上を対象としています。

カードローンを選ぶ際には、各商品の年齢制限についてきちんと確認しておきましょう。

【こちらの記事もおすすめ】
申し込み時だけじゃない！知っておくべきローンの年齢制限の意味

カードローンは自分の職業や年齢に適した商品をチェック！

パートやアルバイトを対象としたカードローンや、自営業者・個人事業主専用のカードローンなど、職業に合わせたカードローン商品は色々あります。

また、無職や年金受給者は利用できるカードローンが限られるため、公的な融資を検討するなどの選択を考えなければいけません。

更に、年齢制限もカードローンによって異なるため、年齢の下限、上限に注意しておくことが必要です。

自分の年齢や職業によって、合う借入方法や、審査で注意すべきポイントが異なるので、それをしっかりチェックすることが大切です。