専業主婦がキャッシングするためにクリアすべき条件とは

家庭を支える専業主婦は、ご主人から家計を預かって日々の生活を送っている方がほとんどですよね。ですから、追加で現金が必要になった時にお金をご主人に頼みづらい、でも他にお金を借りる手段もない、なんていう方もいるのでは？

実は、専業主婦でも利用可能なキャッシング商品があります。ただ、専業主婦がキャッシングをする際にはクリアすべき条件があり、収入がないからこそ注意しなければいけないポイントもあるのです。

専業主婦がキャッシングをする方法について、詳しくご紹介していきましょう。

専業主婦のキャッシングするは難しいと言われる理由とは

専業主婦は、一般的にキャッシングするのが難しいと言われています。実際、専業主婦はキャッシングできないと思っている方も多いでしょう。

キャッシングの審査通過に必要なのは、返済能力です。

専業主婦は収入がないため、借りたお金を返すための返済能力を示すことが出来ないため、審査通過が出来ないのです。

返せるかどうかわからない相手に、お金を貸すことはできませんからね。

もう1つ、専業主婦がキャッシングできない原因があります。それが、総量規制です。

年収がゼロの専業主婦は、総量規制のために借り入れできる金額はゼロです。

つまり、専業主婦が審査に通らないのは、返済能力だけでなく法律が関係していることを覚えておきましょう。

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どうして総量規制が出来たの？

総量規制のせいで専業主婦がキャッシングできない、そう思ってしまうかもしれませんが、総量規制はお金を借り入れした利用者を守るためのものです。

• 収入に対して高すぎる借り入れをして返済に苦しまないようにする
• 借り入れに上限額を設けることで多重債務を防ぐ

返済能力を超える借り入れは、借金苦に陥るリスクが高まります。ですから、総量規制によって借金で苦しまないよう、利用者を守っているわけです。

専業主婦がキャッシングを利用するためにクリアすべき2つの条件

収入がない専業主婦はキャッシング審査に通る事が難しい、そして、総量規制の関係で借り入れができないとご紹介しました。

ただ、総量規制は貸金業法に定められたものなので、貸金業者である消費者金融は対象となりますが、銀行は対象外です。

つまり、銀行カードローンは総量規制の影響を受けずに借り入れができるのです。

ただ、だからと言って専業主婦が必ず銀行の借り入れ審査を通過できるわけではありません。

専業主婦が審査に通るために必要な条件を3つご紹介します。

1.配偶者に安定した収入がある

専業主婦が借り入れをした際、配偶者の収入から返済することになります。ですから、配偶者に安定した収入があることが、審査通過の必須条件です。

配偶者に返済能力があることを前提に、専業主婦に貸し付けをしているのです。

2.個人信用情報に問題がない

申し込みをする本人はもちろん、配偶者の個人信用情報に問題があれば、審査に通ることはできません。

個人信用情報の問題としては、以下の点が挙げられます。

• 債務整理経験がある
• 延滞実績がある
• 多重債務である

自己破産や任意整理や個人再生など、債務整理経験があればブラックとなり、審査に通ることは出来ません。

また、返済遅れや延滞実績も、審査で大きく不利になります。現在他社借入があるということも、審査に影響してしまいます。

毎月しっかり返済できることを示すため、個人信用情報に問題がないことは最低限クリアしておきたいですね。

3.専業主婦を利用対象者としている商品である

銀行カードローンは総量規制対象外ですが、収入がない専業主婦への貸し付けがリスキーであることは変わりません。

ですから、銀行カードローンでも専業主婦を対象者から外している商品があります。

全ての銀行カードローンが専業主婦の申し込みを受け付けているわけではないのです。

専業主婦が申し込める銀行カードローンを2つピックアップしておきましょう。

このように、専業主婦が利用できるカードローンでも借り入れ上限額が設定されている場合があるので、商品内容をしっかりと確認しておきましょう。

キャッシング申し込みは家族にバレる！？

配偶者の収入を条件に借り入れを申し込んだ場合でも、配偶者に直接申し込みの確認や連絡をすることはありません。

申し込みもWEB完結やローン契約機で行うことで、郵送物不要で行うことができるものもあります。

利用明細書についても、会員ページなどで確認することとし、郵送不要の手続きを行っておくと安心です。

配偶者貸付なら消費者金融や信販会社のキャッシングが利用可能

総量規制がある以上、貸金業者から専業主婦が借り入れをすることはできません。

しかし、実は収入が無い人でも配偶者貸付を利用すれば貸金業者から借り入れをすることが可能です。

専業主婦がキャッシングする方法の1つとして押さえておきたいところですが、配偶者に知られてしまうデメリットがあることを覚えておきましょう。

専業主婦でキャッシングをする際に注意すべきポイント

専業主婦がカードローンなどの借り入れ審査に通った場合、借りられて良かった、で終わってはいけません。

専業主婦がキャッシングをした際には、毎月の返済を確実に行うようにしておきましょう。

返済遅れは相手に迷惑がかかるだけでなく、返済が遅れるごとに遅延損害金が発生します。返済負担が増えるのは避けたいですよね。

また、返済が遅れると督促の郵便物などが自宅に届く可能性があるため、内緒でキャッシングしている方は、配偶者にバレてしまうリスクがあります。

確実に返済できるよう、計画的に借り入れをすること、そして、必要最低限の金額のみ借り入れをして借りすぎないようにすること、この2点に気を付けておきましょう。

専業主婦でも銀行カードローンなら利用できる可能性がある

専業主婦でも、総量規制対象外の銀行カードローンであれば利用できる可能性があります。ただ、配偶者に安定した収入があることは必須であり、自身や配偶者の個人信用情報に問題があれば審査に通ることはできません。

また、専業主婦の申し込みを受け付けている商品は限られていますので、まずは利用できるカードローン商品について確認しておきましょう。

収入がない専業主婦がキャッシングをする場合は、確実に返済できるよう計画的に借り入れをするように心がけたいですね。