借り方ラボ

お金の借り方は1つじゃない!賢く借りるなら
その人の状況に合った賢いお金の借り方を徹底解説

お金を借りる際、いろいろな方法があって悩んでしまいますよね。なんとなくカードローンを利用している、キャッシングを利用している、そんな方も多いのでは?

カードローン、キャッシングそれぞれについて特集しているサイトは多くありますが、全ての借り方について紹介、どのような方に適した借り方なのかを紹介しているサイトは多くありません。

どうしても現金が必要なのに手元にない!給料日まで待てない!という方から、しばらくは借入を利用したい、出費が多い時期なので万が一に備えたいという方まで、それぞれの状況に応じたお金の借り方、そして借入前に知っておきたい情報について、詳しくご紹介していきましょう。

お金の借り方は1つではない

お金を借りる方法は、様々です。

  • カードローン
  • カードキャッシング
  • フリーローン
  • 目的別ローン

また、それぞれのどこが取り扱っているかによっても、特徴が異なります。

つまり、そのときの状況、目的、利用者に合った借り方というものがあるのです。

より自分にとって条件が良い借入をするために、それぞれの借り方についてよく知る必要があります。

この記事では、次の5つの項目について解説していきます。

  • カードローンの特徴を確認
  • 目的が決まっていればお得な目的ローン
  • クレジットカードでキャッシングする際の注意点
  • 銀行キャッシングのメリット・デメリット
  • 職業別のおすすめカードローン

カードローンの特徴を確認

個人が借り入れをするならカードローン、と単純にイメージしている方も多いかもしれません。

カードローンとは

決められた限度額の範囲内で自由に借り入れをする方法です

追加で借り入れをしたいときも、その都度申し込み、審査を受ける必要がありません。

つまり、繰り返し借り入れを利用する予定がある方にオススメなのです。

カードローン利用の注意点

カードローンは一度契約すれば必要時に借り入れできる便利なものですが、利用するにあたって気を付けておきたい点があります。

それが、次の2点です。

  • 使いすぎてしまう恐れがある
  • 他のローン審査に影響する

借入が簡単に繰り返しできてしまうからこそ、本当に必要ではないときに借入してしまうリスクがあります。

借入額が増えれば、返済期日も伸びて支払い利息も膨らみます。カードローンは決して低金利なローンではありませんから、いつまでも返済が終わらないという状況に陥るリスクもあります。

カードローンを利用する際には、必要時に必要な額だけを利用する事を心がけましょう。

また、カードローンは利用していなくても限度額が設定されるだけでその金額を借り入れしていると判断されます。つまり、他のローンを申し込んだときに、すでに借金がある状態だと判断されて審査に影響する可能性があるのです。

総量規制の関係で、貸金業者から個人が借り入れできる上限額は決まっています。他のローン申し込みの際には、カードローンの契約や利用状況についても見直すようにしておきましょう。

目的が決まっていればお得な目的ローン

カードローンは利用する目的が自由の借り入れ方法です。

レジャーの申し込み、教育資金など、その都度必要となる支払い額を自由に引き出すことが出来ます。

一方、特定の目的のために決まった金額を1度だけ借り入れする目的ローンと呼ばれるものがあります。

目的ローンの特徴を挙げておきましょう。

  • 目的と金額が決まっている1度きりの借り入れ
  • 使いすぎる心配がない
  • 目的と金額を証明する書類の提出が必要
  • カードローンよりも低金利

追加で融資を受けたい場合は、再度申し込み、審査を受ける必要があります。

しかし、しばらくは借り入れの予定がない、1度だけの借り入れで済むと場合は、金利がお得で使いすぎる心配のない目的ローンがオススメです。

クレジットカードでキャッシングする際の注意点

クレジットカードでも、キャッシング枠を使って借入をすることが出来ます。

クレジットカードのキャッシング枠は、カードローンと同様に決められた金額の範囲内で何度でも繰り返し利用が可能です。

利用目的も自由なので、必要時に必要額を借り入れできる便利な機能です。

カードローンとの違いは、どこにあるのでしょうか。

  • 基本的に返済は1回払い
  • キャッシング枠の設定(申込・審査)が別途必要
  • キャッシング枠はショッピング枠内に含まれている

カードローンは、利用額や返済残高に応じて毎月一定額を返済していくのが一般的ですが、クレジットカードのキャッシングは1回払いでの返済が基本です。

また、クレジットカードのキャッシング枠は、クレジットカードを申し込むと自動的に付与されるわけではありません。

キャッシング枠を希望する場合は、キャッシング枠の申し込みをチェック、別途審査を受ける必要があるのです。

総量規制の対象となりますので、年収の3分の1を超える限度額設定はできません。

キャッシング枠はショッピング枠に含まれていますので、その月のショッピング枠利用状況次第では、借り入れできる金額が残っていないということも起こり得ます。

ショッピング枠とキャッシング枠の関係

ショッピング枠50万円、キャッシング枠20万円のクレジットカードの場合を考えます。

ショッピング枠50万円の中にキャッシング枠の20万円が含まれるため、カード自体の利用限度額は70万円ではなく50万円です。

ケース①ショッピング枠50万円のうち、30万円をショッピング利用

ショッピング枠50万円-利用額30万円=20万円

キャッシング利用上限いっぱいの20万円がキャッシング可能

では、キャッシング利用可能額が減ってしまうパターンを見てみます。

ケース②ショッピング枠50万円のうち、40万円をショッピング利用

ショッピング枠50万円-利用額40万円=10万円

キャッシング枠20万円のうち、10万円がキャッシング可能

もう1つ、例を挙げてみましょう。

ケース③ショッピング枠50万円のうち、50万円をショッピング利用

ショッピング枠50万円-利用額50万円=0万円

キャッシング枠が20万円あっても、キャッシングは不可能

クレジットカードのキャッシングは、金利が割高だという特徴もあるので、何度も繰り返し利用する方は支払い負担が大きくなる恐れがあります。

ただ、クレジットカード1枚でショッピング利用、キャッシング利用ができるというのはメリットです。

カードを増やしたくない方、カードローン利用に抵抗がある方、めったにキャッシングを利用しな方は、クレジットカードキャッシングがオススメです。

【関連記事】
クレジットカードキャッシングのメリット・デメリット

銀行キャッシングのメリット・デメリット

銀行キャッシングは、何と言っても総量規制対象外、低金利という魅力があります。消費者金融の利用に抵抗がある方も、銀行なら安心して借り入れが出来るでしょう。

銀行キャッシングにも、カードローンや目的ローンといった様々な種類があります。それぞれの特徴、商品概要をしっかりと確認した上で申し込むようにしましょう。

ただ、魅力が多い一方で、審査が厳しいというデメリットもあります。金利が低いために、貸し倒れになった時に他の利用者から得る金利だけでは採算が取れない恐れがあるためです。

また、銀行キャッシングは審査の際に警察庁データベースで反社会勢力との関りを確認する作業があるため、即日融資が受けられない点も認識しておく必要があります。

急いでいる方、高額な融資を必要としない方は、銀行キャッシング以外を検討すると良いですね。

【こちらの記事も参考に!】 銀行キャッシングがハードルが高いと言われるのは何故?

職業別のおすすめカードローン

その職業に合ったカードローンというものがあります。

一例を挙げてみましょう。

職業 オススメカードローン
主婦・学生 主婦、学生利用可能な商品 ただしパートやアルバイトで定収があることが必須
アルバイト アルバイトでも利用可能な商品
専業主婦 配偶者の信用で借り入れできる銀行カードローン
自営業者・個人事業主 自営業者・個人事業主向け商品

カードローンの利用で必要となるのは、安定した収入です。パートやアルバイトでも、安定した収入があると判断されればカードローン審査に通ることはできます。

ただし、最初からパート、アルバイトを利用不可としている商品もありますので、まず対象者の確認をすることが必要です。

また、収入がない専業主婦の場合は総量規制対象の消費者金融カードローンの利用ができません。配偶者の信用で利用できる、銀行カードローンを検討すると良いでしょう。

自営業者や個人事業主は、収入が安定していないということで審査に通るのが厳しくなります。

また、一般的にカードローンは事業資金目的での利用ができません。ですから、事業資金目的やプライベート目的でも利用できる自営業者・個人事業主専用のカードローンを利用するのがオススメです。

このように、多くあるカードローンから自分の職業に合った商品を選ぶことも大切だということを覚えておきましょう。

お金に困った時は自分に合った借り方を選ぶことが大切

お金の借り方には、カードローンやフリーローン、キャッシングなど様々な方法がありますが、その人の目的や頻度に応じて選ぶことで金利や利用方法がよりお得に、より便利になります。

また、主婦やバイトも利用可能としている商品、専業主婦でもOKという商品、自営業者向け商品など、その職業に合ったカードローン商品もあります。

自分に合った借り方を選んで、賢く利用したいですね。

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